パーキングメーターは時間を超過したら違反?気になる疑問を解決いたします!

  • パーキングメーターって時間を超過しても大丈夫なの?
  • 短時間の駐車をしたいけどそれでパーキング入るのもなぁ…
  • そもそもパーキングメーターって何?

パーキングメーターは時間を超過した場合違反なのか。

そんな疑問を持ったことはありませんか?

パーキングメーターは10分や20分など短時間だけ停めたいときにとても活躍するもので、一定の金額を手数料として納めるだけで利用できます。

普通のパーキングと違って駐車できる最大の時間が定められていますが、安い金額で停められることから積極的に利用したいと思う方も多いかと思います。

時間すぎたってバレないでしょ?安く停められてラッキーじゃん♪このような感覚で利用すると痛い目を見るかもしれません。

今回はパーキングメーターとはなにか、使い方や決められているルールなどを説明をしていきます。

ルールを守り正しく利用することで、無駄な罰金などを払うこともなくなります。

まず、パーキングメーターを利用したときに定められた時間を超過して駐車し続けることは駐車違反となります。

バレないと思って停め続けていると、パーキングに停めたとき以上の出費に。

そうならないようにパーキングメーターとはなにか、どんなルールが定められているのか?

パーキングメーターを何度か利用したことがあり、たくさんの人に便利であることを知ってもらいたいクルマ屋社員がご説明いたします!

目次

パーキングメーターとはいったい?

パーキングメーター写真
一般的なパーキングメーターの機械

パーキングメーターと聞いてパッと浮かばない方もいるのではないでしょうか。

警視庁のホームページでは以下のように記載されています。

パーキング・メーターとは

時間制限駐車区間内に設置され、車両を感知し引き続き駐車している時間を自動的に測定する機械のことです。

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/hairyo/tadashi_pking/pking.html(警視庁ホームページより引用)

時間制限駐車区間という区間内に設置されている機械のことで、この機械がクルマを感知することによって駐車をしたと判断し支払い義務が発生します。

そもそも時間制限駐車区間とは?こちらも警視庁のホームページに記載されています。

時間制限駐車区間とは

短時間駐車の需要に対応するため、道路状況、交通への影響や支障などを勘案して、駐車枠で指定した場所・方法に限り短時間駐車を認めるというものです。
このように時間を限って同一車両が引き続き駐車できる道路の区間であることが道路標識等により指定されている道路の区間のことを「時間制限駐車区間」といいます。

標識の画像

使用するには指定された場所・方法を守っていただく必要があり、守られていない場合は駐車違反になります。

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/hairyo/tadashi_pking/jikanseigenchusha.html(警視庁ホームページより引用)

本来なら停めることができないような商店街などに、短時間クルマを停めることが認められている区間が存在します。

その区間では手数料として一律300円を支払うことにより短時間駐車をすることができ、コンビニで少し買い物がしたいときや人の迎えで30分ほど停めたいときに大活躍しています。

大体の区間では60分停めることができますが、場所によっては40分・20分の場所もあります。

ここからはパーキングメーターの使い方をお伝えいたします!

パーキングメーターってどうやって使うの?

機械を見ると、使い方はわかってもルールがよくわからないかと思います。

今後お世話になるときのために、正しいルールや使い方を覚えておきましょう。

パーキングメーターを利用するには以下の手順になります。

  • パーキングメーターが使用できるかを確認
  • 指定された枠内に停める
  • 手数料を支払う
  • 規定の時間内に速やかに移動する

ここから1つずつ説明していきます。

パーキングメーターが使用できるかを確認

停める前にまずパーキングメーターが使えるかどうかの確認をします。

メーター本体にある駐車経過時間を表している表示が【0分】であることを確認ができれば、その区間を利用することができます。

クルマが停まっていないのに表示がおかしいなどあれば故障の可能性がありますので、利用しないように気を付けましょう。

指定された枠内に停める

次に、時間制限駐車区間を利用するためには定められたエリア内へクルマを駐車する必要があります。

パーキングメーターの周りに白線で駐車スペースが定められており、その枠内に停めることで時間制限駐車区間を利用することができます。

枠内にしっかり停めることで、利用のカウントが始まります。

手数料の300円を支払う

この区間を利用するためには、手数料として300円を前払いする必要があります。

支払いには100円硬貨を使用することしかできず、事前に100円硬貨を3枚用意しておく必要があるのでお財布の中をしっかり確認しておきましょう。

領収書が必要な場合は支払い後2分以内のみ発行が可能ですので気を付けてください。

既定の時間内に速やかに移動する

決められた時間のなかで用事を済まし、決められた時間内に必ずその場から離れなければなりません。

済ませたい用事が終わり次第、時間内に速やかに移動しましょう。

以上が使い方になります。

こんなときはどうすれば?事前にチェック

使い方やルールをかんたんに説明しましたが、何点か疑問が浮かんできたかと思います。

事前に想定できる疑問を何点か挙げ、その疑問を解決していきましょう。

  • 100円玉硬貨が用意できなかった場合は?
  • バイクも停められる?
  • 時間に間に合わない場合は?
  • 土日祝日の利用は可能なのか

100円玉硬貨が用意できなかった場合は?

急な駐車などで事前に100円玉硬貨が用意できない場合があると思います。

ですがパーキングメーターは前払い制で、100円玉硬貨以外での支払いができません。

どうしても使いたいけど硬貨がない場合は、いったん駐車したい枠内へ駐車をしてから最寄りのコンビニや自販機でお札をくずし、速やかに支払いをしましょう。

バイクも停められる?

この区間内にはバイクを停めることもできます。

ただし1つの枠に対し、1台のみの駐車と定められています。

クルマ用の枠で広いから2台停められると感じるかと思いますが、1台ですので気を付けましょう。

また、クルマと違い車幅が狭いのでメーターがうまく感知しない場合があります。

停めたときにしっかりメーターが感知しているかの確認をし、領収書をしっかりと保管しておかないと万が一メーターの感知が切れてしまった場合駐車違反扱いとなってしまいます。

バイクを停めることはできますが、以下の理由から駐車は推奨されていません。

「『1 二輪車の特性上、正規に利用している場合でも、第三者から枠外へ移動されてしまう場合がある』、『2 正規に利用している二輪車の横に、他の二輪車が駐車する可能性がある』、『3 感知が何らかの影響で切れてしまう場合がある』ことから、二輪車のパーキング・メーター利用は推奨しません」

https://mc-web.jp/life/zatsuneta/35564/(モーサイ「パーキング・メーターにバイクを止めることはできるのか? 真相を警視庁に聞いてみた」より引用)

これらの理由で、警視庁からはバイクの駐車を推奨されていません。

一部地域には二輪車専用パーキングも存在します。

停めることは違反になりませんが、上記の問題点を頭に入れておいた方が良いでしょう。

時間に間に合わない場合は?

定められている時間を超える駐車はできません。

追加で手数料を支払って継続することもできませんので、定められている時間以内に速やかに移動をしましょう。

時間を超えても駐車していると、どんな理由であれ駐車違反となります。

土日祝日の利用は可能なのか

土日祝日にお出かけをよくする方は、便利な区間を土日祝日にも利用できるのか気になるかと思います。

停められるかどうかは利用するエリア次第となり、停めたいエリア付近にある標識に利用可能か記載があるのでそちらを確認しましょう。

以上が事前に想定できる疑問とその答えになります。

スムーズに利用できるようにあらかじめ確認をしておきましょう。

パーキングメーターを使ううえでのNG行為

正規の駐車
正しい停め方

パーキングメーターの正しい使い方をお伝えしましたが、正しく使用するためのルールも存在します。

ここからはパーキングメーターを使ううえでのNG行為を挙げていきます。

以下の行為をしてしまうと場合によっては違反金の支払いや点数が引かれてしまうため要注意。

NG行動は主に以下の7つ!

パーキングメーターを利用するにあたり、以下の行動をしてしまうと罰則となる可能性があります。

  • 時間を超過して駐車し続ける
  • 枠をはみ出して駐車する
  • 2台同じ枠に駐車する
  • 大型トラックなど2枠跨いでの駐車
  • 料金の後払い、支払いをしない
  • 場所取り
  • 時間外利用

ここまでの記事の中でも何度かでてきた内容ですが、改めてなぜNGなのか説明していきます。

時間を超過して駐車し続ける

パーキングメーターを利用する場合、利用時間は最長60分(エリアによっては40分・20分)と定められています。

その定められた時間を超えて駐車をすることは禁止されていて、時間を超えても停めていた場合は駐車違反となり、定められた時間を過ぎてから改めて手数料を支払っても変わらず駐車違反となってしまいます。

枠をはみ出して駐車する

駐車をする場所として定められている白枠の中からはみ出すように停め、センサーに感知されないようにしている人もいます。

枠をはみ出して駐車することにより、他の枠の利用ができず他の方への迷惑にもなります。

感知されないように駐車することももちろんNG行為ですので、しっかり白枠の中に停めましょう。

2台同じ枠に駐車する

まれに2台横並びに停めて1台分で収めようとする人がいますが、もちろんNG行為となります。

1枠に1台と定められていますので、少しでも料金を浮かせようと2台停めようとすることはしないでください。

駐車する場所によっては横並びで停めてしまうと周りの通行の邪魔にもなってしまいます。

大型トラックなど2枠跨いでの駐車

トラックなどの大きなクルマを停めるには範囲が足りない…。

でも停めたいから2枠使おう、と2枠使って停める人もまれにいます。

1台につき1枠と定められているので、無理に停めることはもちろんできません。

大型も駐車できるパーキングへ停めましょう。

料金の後払い、支払いをしない

使い方の説明のときにもお伝えしましたが、利用するには前払いとなっています。

すぐに支払えない場合、両替などでその場を離れることもあります。そのため59分までなら支払わなくてもいいとの意見も挙がっていますが、パーキングメーターは前払いとなっていますので遅れてでも支払いをしましょう。

場所取り

駐車する場所を他の人が停められないようにし、場所取りをする人がまれにいます。

便利な場所なので使いたいから誰にも駐車させたくない気持ちはわかりますが、すぐに利用せずに場所取りだけをすることは他の人が使えずに迷惑となりますのでやめましょう。

時間外利用

パーキングメーターには利用できる時間が定められており、その時間以外に駐車をするのは違反になるのか気になりませんか?

だいたいのエリアでは朝の8時~夜19時or20時ごろまでが利用できる時間となります。

利用可能な時間を過ぎても利用できるのかはその道路に定められている規則次第となり、その道路が本来駐車禁止の道路であればパーキングメーターの枠内に停めていても駐車違反になります。

道路の規則がいまいちわからない、などであれば定められた利用時間をしっかりと守って駐車しましょう。

規定の時間を超過すると違反になるので気を付けましょう

パーキングメーター

ちょっとした買い物へ行くのに停めたけどうっかり時間をすぎちゃった、などあるかと思います。

時間を超過して駐車をすることは駐車違反になるので、定められたルールはしっかり守って利用するのがよいです。

短時間のみで利用したいときには大変便利な区間ですが、少し油断をするとパーキングに停める以上の金額を支払わなければならない罰則が待っています。

定められたルールをしっかり守って、周りにも迷惑にならないように利用しましょう。

おさらい
  • 時間を超過して停めると駐車違反
  • 区間には利用できる時間が定められている
  • 料金は前払い制

以上、パーキングメーターの使い方とルールになります。

便利な区間ですので、ぜひ積極的に利用してみてください。

お住いの地域によっては馴染みのない方もいるとは思いますが、今後利用する際に少しでもお力になれれば嬉しいです。

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